能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2012年10月8日月曜日

第39回「兎丸無念」


不快ですね。もうダメですねこれは。この大河はもう改善も改良も無理でしょう。このまんま最後まで進むんでしょうな…。
 
 
先々週あたりから出てきた「カムロ」ちゃん達。別にいいんですよ、出てきても。だけどね、どうして演出であそこまで邪悪にしなきゃいけないのか…。どうしてあんなにとってつけたようなオドロオドロしい感じにしなくちゃいけないのか…もう分からん。先週も酷かったけど、今週も酷いね。なんだか画面から悪い「気」が出てきそうだ。こんなので(本来は大河の命綱の)60歳以上の視聴者が喜ぶとでも思ってるんだろうか。お年寄りは縁起の悪いものを嫌うのよ。
 
 
暫く前の崇徳上皇マリリン・マンソンの回でも呆れたのだけど、このカムロさん達もそうね。いかにも癖のある「アートですよぉ」的な演出。カムロなんて「童子」らしいけど、このドラマでは明らかに厚化粧をした27歳ぐらいの女優さん(男性だそうです)。白塗りに真っ黒のアイラインで前衛舞踏か?ホラー映画か?もういい加減にしてほしい。こんなのでいい気になってる演出のスタッフの浅はかさを考えると、薄ら寒くてゾッとするわ。
 
 
そもそもカムロさん達というのは歴史上の記述でも「平家の悪口を言う者を密告した」子供らしいんだけど、じゃあこのドラマでカムロさん達が、あの羽に刃物がついたみたいなので人を殺しているのも「また」創作?今回兎丸さんのサヨナラ回だったけど、あんな殺され方なんて拷問よ。史実ならともかく、なぜ創作してまでああいう邪悪なシーンを見せるんですかね。不快。丁寧にカラスまで連れてきて得意満面でしょこのスタッフ。とんでもねえぜ。ほんとにとんでもねえ。ましてや今週の主役の兎丸は架空の人物…。
 
 
最後のキメは頼朝君のナレーション。「その後、1年をかけて平清盛は、ついに大輪田泊を完成し宋国の使者を迎えた…。」っておいおいおいおい、ナレーションで終わり???あれだけ「宋の皇帝の名代とも言える宋・明州の長官」を迎えるためにジタバタしたのにナレーションで終わり??これが史実かどうか知らないけど、話としてすごく盛り上がる場面なんじゃないの?なんでナレーションで済ますかなー。解らん、さっぱり解らん。そういえば大輪田泊の工事現場も一切見ませんでしたね。CGはどうした…?どう考えても力の入れどころが間違ってますよねこのドラマ。
 
 
脱落しそう…。
 
最後に、私は個人的には俳優さん達を攻めるつもりはない。とにかくこの脚本でこの演出じゃ誰がやっても難しいでしょう。むしろ俳優さん達が可哀想だ。ほんとにどうしちゃったんだろう…。