能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2015年2月24日火曜日

第87回・米アカデミー賞授賞式



今年も見た見た。あー長かった。でもこれはお祭りですからね。日本の紅白と同じく他の事をしながらだらだらと見る。技術賞とか音響、編集関連の賞の発表の時はとりあえずコーヒーを淹れにキッチンに行く。そして最後に主演女優・俳優に作品賞あたりはかじりついて見るというのが常。面白かったです。

いやーそれにしても作品賞が『バードマン』とはちょっと驚き。へー…。この映画見たんだけど、風邪をひいている間に感想が書けなかった。書かなくちゃ。


まずはノミネート作品から。

★作品賞候補
・アメリカン・スナイパーAmerican Sniper
・バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
・6才のボクが、大人になるまでBoyhood
・グランド・ブダペスト・ホテルThe Grand Budapest Hotel
・イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密The Imitation Game
・セルマSelma
・博士と彼女のセオリーThe Theory of Everything
・ウィップラッシュ(セッション)Whiplash

うひゃ~今年は本当に全く見てないです。『バードマン』と『6才の…』だけ見た。今年は大御所監督のお金をかけた大作品というのは『アメリカン・スナイパー』だけだったのかな。知的英国良質作品枠は『イミテーション…』と『博士と彼女…』、『セルマ』が米国史実系、『グランド・ブダペスト…』が職人系、6才のぼくが…』が実験的ホームドラマ、『ウィップラッシュ『バードマン』が心理系変り種作品ですかね。

私は今年はまたクリント・イーストウッド監督が戦争ものの映画『アメリカン・スナイパー』で受賞するものだとばかり思ってました。これ今も劇場で見れるんだけど、ワタクシはグロ耐性ゼロの臆病者なので見ないと思う…。イーストウッド監督とは相性が悪いからなぁ。上記の作品では『博士と彼女…』『グランド・ブダペスト…』が見たい。『イミテーション…』は見たいけどたぶん理解できない…(笑)。

それにしても『バードマン』が受賞したのは驚き。こんな実験的な「なんだこれ」的な作品が評価されるのはとてもいいと思うけど、ちょっとびっくり。この映画は批評家からも絶賛されていて、それなら…と見に行ったんだけど、面白いのか面白くないのかよくわからない(笑)妙な映画で…。その妙な具合が面白いのかな…という変な映画。その感想はまた今度。


俳優さん達、またその他の主な受賞は…。

主演男優賞:エディ・レッドメイン『博士と彼女のセオリー』
主演女優賞:ジュリアン・ムーア『アリスのままで/Still Alice
助演女優賞:パトリシア・アークエット『6才のボクが、大人になるまで』
助演男優賞:JKシモンズ『ウィップラッシュ(セッション)』
脚本賞:『バードマン』
脚色賞:『イミテーション・ゲーム』
長編アニメ映画賞:『ベイマックス/Big Hero 6

やっぱり『博士と彼女のセオリー』は見たいな。役者さんがスティーブン・ホーキングさんにそっくりですもん。『6才のボクが…』のパトリシア・アークエットさんが受賞したのはとても嬉しい。彼女は本当に素晴らしかったです。パトリシアさんは若い頃は可愛かったのに、今本当にがっしり系のおばちゃんになった。でもステキです。これからもますますアメリカの強い母ちゃんとしてご活躍していただきたい。

というわけで米アカデミー賞というのは、時に正当な評価がなされているのか疑問な年もありますが、今年のノミネート作品を見る限りセレクションは決して悪くは無い。面白い作品、いい話、真面目な話、問題提起、実験的…といろいろ揃った。全体にちょっとこじんまりとしている気もしますが、こういうセレクションは決して悪くないと思う。ただブルドーザーのようにすべてをなぎ倒すような超大作の傑作も見てみたい。

これ等の作品は、またこれから機会があったら(Netflixに降りてきたら)追々見ていきたいと思います。