2017年3月10日金曜日

Gun - Word Up (1994)



スコットランドのHRバンド。



Gun – Word Up (1994)

Album:  Swagger
Released: Jan 01, 1994
℗ 1994 A&M Records Ltd.


この曲は以前からとりあげようと思っていた。実はBABYMETALちゃんのKornサポートのニュースでまず浮かんだのがこの曲。

というのもKorn2004年にこの曲のカバーを一度やってるからなのよ…でそれが全然良くないんだわ。リズムがぴょこぴょこしててガツンと来ない。だから私はそのカバー1曲だけでKornというのはオルタナのしょぼいバンドだとばかり思っていた。現在KornMetalでかなりの大物だそうです。知りませんでした。

まぁKornの話はいいや。というわけでGUNの「WORD UP」。


この曲はもちろん1986年のCameo先生のヒット曲。この曲のことは昔書いたんですけど、比べ易いのでここにも映像を張っておこう。この曲はワタクシが若いころに流行ってました。ゴルチエの赤パンツ。

 
Cameo - Word Up (1986)



Cameo - WordUp (1986)


…でこのGunのカバーに出会ったのはたぶん東京。1994当時どこかのCD屋の店内で流れていたんだと思う。たぶんこの曲の入ったアルバム『Swagger』も買った。でもこの曲だけしかピンとこなくてそのCDも売ってしまった。

その後英国で、Kerrang!誌の出したCDKerrang! Welcome To Planet Rock』にこの曲を発見。それから友人と(1997年ごろSOHO界隈にあったHR/HMパブに行ったら、たまたまこの曲がかかっていたり…流石英国のバンド。名前を聴くことがあったのでちょっと嬉しかった。この曲は英国で1994年に8位だったそうだ。


スコットランド・グラスゴー出身のHRバンドだそうです。90年代後半に一度解散して、2008年に再結成。今も現役で活動しているらしい。

昔はボーカルが金髪だったよねぇ…おっと前のボーカルは違う人らしい。今のライブの映像をみるとボーカルが濃いいい男ではないか。ダンテ(Dante Gizzi…名前から察するにイタリア系だな。



GUN - 'Word Up' (live at King Tut's) 2014



このライブは2014年のグラスゴーで。スタジオVer.ほどのキレはなくちょっとダレているものの、スタンダードなHRバンドの音。日本のライブハウスでもこういう感じのオヤジバンドはいそうだ。とにかくボーカルのダンテさんがいい男だな。ライブもまったりと楽しそう。いい感じ。見たいな。


元曲のCameoVer.は非常にキレのいい凝った音の80年代のFunkで、その上にあのMVのユーモア」の息抜きで、かなりいいセンスだったと思うのですが、このGunVer.真っ向から直球の真面目ゴリゴリロックのアレンジで少しダサい…でもこのダサさが逆にいい。いかにも実直にHRをやってるスコットランドのバンド。いいな。

なんだかCheap Trickに似ているかも。

私はこういうオヤジの頑張りが好きだ。長い間バンドをやり続けて出る余裕。ゴリゴリの気概と勢いだけの若い時期を過ぎてちょっとダラけるぐらいのオヤジの余裕。だけど手馴れている余裕。演奏も余裕。オヤジのゆとり。

最近のメタリカも随分柔らかくなってますよね。TVにもよく出て面白いおじさんの顔を見せてくれている。そんな大人のバンドならではの余裕が好きだ。