能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2018年3月21日水曜日

Tricot – おちゃんせんすぅす(2013)



唸らせられます



Tricot - Ochansensu-Su (2013)

Album:  The
Release:  Oct 2, 2013
℗ 2013 Bakuretsu Records



「おちゃんせんすぅすぅ」とはなんぞや? しかし音はかっこいい。気持ちがいいので何度もリピート。イッキュウさんの声がいい。

新しいバンド発見です。昨日のジェニーハイを聴いてから、ボーカルの中嶋イッキュウさんの事が知りたくて、彼女のバンドTricotの動画を見てみた。
ぶっとび。

この若いバンドはメンバー4人のうち3人…ベース、ギター、ボーカルが女の子です。女の子がこんな音楽をやっているなんて。これはまたすごいバンドがいたもんだ。びっくりです。


どの曲を聴いても全部いい。
だからどれを選んでここに載せるのか迷う。

質感がとても気持ちいい。このバンドは変拍子で有名だそうですがグルーヴがあってバリバリにロックとしてノレる。音がカリカリにエッジがあって気持ちいい。イッキュウさんのボーカルもバンドの音といい化学反応で本当に気持ちいです。セクシーな声。かっこいいバンド。

初期の頃は女の子達が20代前半だったらしいですが本当に唸らせられます。どうしたもんだろうこれは…すごいな。圧倒されて暫く文章が出てこなかった。日本のバンド文化ってどこまで進んでいるんだろう。


海亀は今50代ですが、そういえば私の日本のバンドに関する実質的な知識ってバブルの頃の『イカ天』で止まってるんですよ。今からほぼ30年前当時は、番組で見たアマチュアのバンドを見にライブハウスに行ってたんですけど、いつの間にか行かなくなって、そのうち海外に移住してしまったので日本のバンド事情はアマもプロもその頃から全く知らない。

あれから日本のバンド事情はどうなっていったのか?
日本でいったい何があったのだろう。

このTricotは、ボーカルのイッキュウさんが1989年生まれだそうなので、彼女の生まれたのが丁度『イカ天』の頃。あの頃に生まれた女の子達が大人になってこういう音楽をやっている。ここにとりあげた2曲は2013年なので当時の彼女達は24歳です。

どういう経過でこういう音楽を作るようになったのか?影響を受けたバンドや音楽はどんなものだったのか?どうしたらこういう変わった音楽をこんなに若い年齢でやろうと思ったのか?たまたま彼女達が特殊なだけなのだろうか?技術やセンスはどこで身につけたのか?疑問はつのるばかり。

そういえば以前とりあげたバンドにZazen Boysがいましたね。彼らも面白い音を出してました。やっぱり時代からくるものなのだろうか?日本全体がこういう感じなんだろうか?どれほどのすごいバンドが今の日本には存在しているのか?

Zazen Boys - Weekend (2008)

私の知らない日本のバンド事情…過去30年(1988年頃から2018年頃)の間に何があったのだろうかと考えずにはいられない。もう少しTricotを聴いてみよう。

彼女達の音楽はアメリカでもiTunes、Amazon MP3で購入可能。


Tricot - おやすみ (2013)
Tricot - 爆裂パニエさん (2011)
Tricot - G.N.S (2012)
Tricot – おちゃんせんすぅす(2013)
ジェニーハイ - 片目で異常に恋してる (2018)  
Zazen Boys – Weekend (2008)