能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2014年8月26日火曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第28回「本能寺の変」 7月13日放送



早く追いつかなくちゃ。今週もまた1話進んじゃった。ワタクシも歩を一歩進める。今回は本能寺です。


★あらすじ

明智が立った。ノブ様の死。官兵衛が秀吉に「チャンスです」と囁く。


●流れと感想
158262日。「敵はほんのーじにホンノージにあり」
備中石井山・秀吉陣 官兵衛と秀吉が和む。「さすが官兵衛じゃ…」
京・本能寺 その頃…ノブ様が何かに気付いて起き上がる。走る光秀軍「この国を守るため。」本能寺着。塀の外に桔梗ののぼり。戦闘開始。今年のノブ様は弓です。戦闘シーンは古典的。鉄砲も出てこない。『秀吉』渡信長の時に演出が似ている。濃姫も戦うが違和感。やはりドラマ的に必要なのか。好みの問題か。お濃さんに関しては文句ばかり言ってきましたが、内田有紀さんはとても綺麗な女優さんだと思います。だけど戦国武将のノブさんに常にベッタリくっついている奥さんは必要ないと思う。
・ノブ様が廊下をゆっくり歩く。濃姫も続く。やっぱり違和感。小姓が一緒にいたほうがいい。おっと濃姫負傷。駆けつけるノブ様。抱き起こす。こら~ボヤボヤしてると首を取られるぞ。んもー…今頃愛の告白なんぞいらんがな。さっさと逃げんかいっ。音楽もいらんいらん…。さっさと行きなさいよぉ~。
・そしてなぜか誰も来ない静かな室内。お供の者はいないのかー。ところでこの寺はずいぶん広いな。扉を開けるといきなり1室だけ燃えている。そして自決。最後に言おう…
江口さんは非常に美形だと思いますっ。
モデル顔ですね。さて本能寺最後はファンタジー風な演出でした。渡信長のようにリアルではない。最後に倒れたところはよかった。
・外の明智さん…この人、本当にとんでもないことをやってるのに表情に緊張感が足りない。
京・御所 公家さんわらわらあたふた「様子を見たほうがええ…」って喜んでます。
安土城 土田御前ママもびっくり
長浜城 おねさんもびっくり。年寄りばかりの城兵を集め「逃げるのです!」
近江・坂本城 光秀がもう帰宅。まだ落ち着いてます。ノブ様を倒し「元のあるべき姿へ戻す。乱世は終わり太平の世が訪れる」←やっぱりこれが理由だったんだろうか。先週に引き続き、どうも明智さんの動機がよくわからない。
堺付近 家康もびっくり。一度は覚悟を決めるも、家臣に促されて逃げる決断。三河へ帰る。
摂津国境付近 明智軍が往来のチェック。織田家臣からのメッセンジャーが走る。毛利にニュースが届く前に秀吉に伝えなければ。
備中石井山・秀吉陣 御着の殿が捉まる。殿は瀕死の状態。コントみたい。
姫路黒田屋敷 家族の団欒。
備中石井山・秀吉陣 官兵衛へ本能寺のニュースが届けられる。驚いてもあまり騒がないのはいい演出。岡田さんは脚の悪いもっさりした姿が官兵衛らしくなってきた。身体が重そうなのも板についてきた。いい感じ。
・官兵衛、秀吉の寝所を訪ね本能寺の件を伝える。おっと…今回の秀吉は騒ぎますね。急に泣き出すんだもんなぁ。『秀吉』の時はためた演技でよかったんだけどな。官兵衛がなだめる。「殿のご運が開けました」驚く秀吉。←おい~この描写、あまりにも秀吉がバカに見えるぞ。官兵衛が頭がいいのはいいと思うし、岡田さんの演技も素晴らしいけど、秀吉がアホ顔をするのはまずいと思う。この人は誰よりも頭がいい人なはずなのに。やっぱり主役の官兵衛を立てた演出か。秀吉泣き崩れる。
どこかの城(?) 官兵衛突然安国寺恵瓊を訪ねる(?)。えええええ?そんなの可能なの?官兵衛「毛利と和議を結びたい。8カ国でどう?」恵瓊「なんで?」官兵衛「織田信長が死んだ。光秀謀反…

えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ?????

言っちゃったよオイ…。

・安国寺恵瓊さんのびっくり顔が実は超ハンサムだということに気付いてしまったワタクシ…。この俳優さんのことは存じ上げておりませんでした。山路和弘さん…メモメモ…φ(--)
 
 

2014年8月21日木曜日

BABYMETAL:『Metal Hammer』誌9月号の記事の意味



もうご存知の方も多いと思います。数日前英国で発売されたメタル専門誌『Metal Hammer』誌で、BABYMETALが大々的に取り上げられました。海外の音楽専門誌でフルカラー4ページ。これは本当にすごいことです。

記事はニューススタンドに並んだ雑誌のもので、内容は公式にはネット上にあがってないのですが、世界中のBABYMETALファンの方々が内容をネット上にあげて下さってました。日本語の完璧な素晴らしい訳もすでにネット上にあがっています。「BABYMETAL Metal Hammer 9月号 翻訳」などのキーワードで全訳が検索できると思います。

 
さてこの「BABYMETALはどこまでいけるのか」ブログでもこれは一大事。ネット上に情報があがらなければスルーしようかとも思ったのですが、これもBABYMETALの世界征服の一記録。ここではかいつまんで内容とその意味を書いておきます。
 
 
まずすごいのはフルカラー4ページの扱い。それも誌面のデザインや雰囲気を見る限り、バリバリにロックスターとしての扱いをされています。他のメタルのスター達と並んで4ページも特集されている。これはすごいです。
 
メタルの分野というのは、(様々な海外のメディアを見る限り)近年はもう昔のように誰もが楽しめる音楽のジャンルではなくなってきているようです。それならメタルの専門誌に採り上げられても意味があるのか…と考えることもできるのですが、そもそもBABYMETALは始まりが「メタル+アイドル」のプロジェクト。最初の目標がなんであれ、BABYMETALの音楽的なジャンルはヘビーメタル。なのであれば、やはりメタル界の範囲内でまず認められるのは第一。とりあえず一般層は今のところ「メタルリスナーの世界の外にいる」と考えるのが現実的でしょう。
 
BABYMETALは今、そのメタルのジャンル内でいろんな物議をかもしている…というのが現状。BABYMETALがこれだけ話題になってはいても、未だアジアの女の子達がメタルをやることを受け入れられない西洋のメタルヘッド達はいるし、そもそもこのBABYMETALプロジェクトが、個のアーティストの作品として制作されたものではないこと…プロデューサーに才能のある3人のフロントの女の子達、バカテクのミュージシャンのバックバンド、様々な作曲家に依頼して作られたジャンルを超えた曲の数々…そんな所謂寄せ集め的なBABYMETALのあり方に疑問を呈するコアなメタルファンは今もかなりいる。
 
 
ところが今面白いのは、そういう頭の固いメタルヘッド達に対して、多くのメタル専門誌、専門サイトがBABYMETALをオープンに擁護し始めていること。これは特に今年の夏の欧州ツアー、北米ツアーを終えてからますます顕著になってきました。これは今年の夏、実際にライブを見て納得してくれたメディアのジャーナリスト達がかなり多かったからではないかと思います。まさに期待どおり、今年の夏の海外ツアーは、BABYMETALのお披露目プロモーションツアーとしても非常にいい結果を出したということなんです。

 
昨日の『Blabbermouth.com』の記事もそう。この『Metal Hammer』誌の記事もそう。ちょっと前の『LATimes』紙の記事もそう。それぞれ実際にBABYMETALのライブを見て納得し、今度はそんなメディアが、抵抗を続ける頭の固いメタルヘッド達を説得し始めてくれている。これは面白いことになってきたと思います。
 
 
BABYMETALは、単なる「面白不思議ニッポン枠」以上のものになりつつある。この『Metal Hammer』誌の記事も、記事の中心はプロデューサー・Kobametalさんへのインタビューです。ただフロントの可愛い女の子3人に形だけのインタビューをして喜んでいるだけじゃない。このBABYMETALプロジェクトのマスターマインド・Kobametalさんに対して「BABYMETALとはなんなのだ?」という真面目な疑問をぶつけている記事なんです。英国の音楽ジャーナリスト・Dom Lawsonさんによるこの記事は、BABYMETALをリスペクトに値するバンド=プロジェクトであるとして扱ってくれている。理屈好きな英国人がこういう記事を書いてくれるのは非常に嬉しい。
 
 
これは、記者がただライブに行って「おおすげーじゃあ記事を書こうかな」というレベル以上のものだと思います。もっと踏み込んでBABYMETALとはなんなのだ…?という真面目な記事…BABYMETALのことをもっと知りたいと思ってくれている。これがこの記事の嬉しいところ。
 
Dom Lawsonさんは本当にありがたいですね。このお方は3月の『The Guardian』紙(このブログで訳してます)の記事でBABYMETALのことまず手放しで「とにかく楽しいんだ」と褒めてくれていました。それからソニスフィアの直後には『Metal Hammer』公式の映像でまたアルバム『BABYMETAL』のレビュー。そして今回、今度はプロデューサーのKobametalさんにインタビューをしている。記事全体が大絶賛です。こういう方が一人でも推してくださるというのは本当にありがたい。ありがたやありがたや…。
 
それでは褒めてくれている部分を抜粋します。(おおざっぱな意訳なので原文も。11句は訳してません)
 
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Some Kind of Monster
(これは怪物だ)
by Dom Lawson

If we hadn’t witnessed it with our own eyes, we would never have believed it.
(見るまで信じられなかった)から始まって
…(ソニスフィアの様子)…
The crowd – sizeable as the girls hit the stage, fucking enormous by the time they leave it – is going righteously and thrillingly bonkers. Is it metal? Is it pop? It’s both and neither. It’s Babymetal, and within 30 minutes they have not only won over a supposedly hardcore crowd of Maiden and Metallica fans, but, even more enjoyably, briskly shut the mewing gobs of a great number of tiresome cynics and online try-hards. Joyful, triumphant, and utterly bizarre, Babymetal have arrived and the UK is plainly digging it.
(観衆―最初から大きかったが最後はとんでもなく巨大になった―は超熱中。メタル?ポップ?どちらでもありどちらでもない。これはBABYMETALだ。30分の間にハードコアなメイデン、メタリカファンを抱き込んだばかりでなく、(なんとうれしいことに)うだうだ泣き言ばかり言う大勢の皮肉屋やネットのうるさい奴らを黙らせたのだ。素晴らしく楽しく、勝ち誇って、超珍妙で…BABYMETALはやってきた。英国はやられちまったのだ。

BABYMETALはその成り立ちから海外ではいろいろと物議をかもしたが)
But part of Babymetal’s irresistible charm is that, whether for cultural reasons or not, they don’t seem to acknowledge that divide at all. Musically, they are as heavy and sharp as any modern metal band. Vocally? Well, yes, the squeaky and undeniably pop-orientated voices of Su-Metal, Moametal, and Yuimetal remain wholly untouched by, say, Slayer’s back catalogue, but the final product itself is so deliciously alien and peculiar, not to mention delivered with with joyous enthusiasm, that griping about Babymetal not being “proper metal” just comes across as pointless posturing.
(しかしBABYMETALの抗いがたい魅力のひとつは、そんな物議(↑前述)を全くものともしないことだ。音楽的には他のメタルバンドと同じようにヘビーでシャープ。歌?うん…キーキーとポップな3人の声はスレイヤーのバックカタログにはないけれど。だけど作品は素晴らしく異国的で奇妙で、それに元気いっぱい。そんなBABYMETALが「正しいメタル」じゃないと文句ばかりを言うなんて、なんだか意味の無いかっこつけに思える。)

(キツネ様の話が…)
As preposterous as it sounds, there is something very clever and lovable about Babymetal’s back-story and the mystique that surrounds those who put the music together.
(…ちとばかげてるとはいえ、BABYMETALのバックストーリーとその音楽の成り立ちをめぐる神秘さは非常に気が利いていて愛すべきものだ)

(誰が作っているのかなどいろいろあるけれど…)
the reality is that in Babymetal’s world it really doesn’t matter a shiny shit. In fact, the whole thing works so brilliantly because it has side-stepped all the usual considerations in favour of the wholesale creation of a unique and fully formed world of its own.
(…実際にはBABYMETALの世界ではそんなことはどうでもいいのだ。事実(BABYMETALは)そんな当たり前の気になること(誰が作ったとか)をおいといて、その全てをユニークで独自のものを作り出すためだけに捧げているからこそ最高なのである)

As a result, Babymetal’s Sonisphere experience – not to mention the small matter of a show at The Forum that sold out in a matter of hours, after it had already been up-scaled from a much smaller venue – amounts to an unexpected but very welcome triumph for Key and the band and a very good omen for their collective future.
(結果的に、BABYMETALのソニスフィアは…The Forumが数時間で完売したなんて細かいことはともかく…想像以上の大ウケの大勝利でKey(KOBAMETAL)さんとバンドにとって非常に明るい未来を予感させた。)

Most of all, it’s obvious that their European adventure has gone way better than any of the three girls could ever have dreamed and that being a part of Babymetal is just about as much fun as any human being could realistically withstand. So yes, you can be cynical about Babymetal if you want. meanwhile, the band, their manager and an increasing number of metalheads are enjoying every second of this unprecedented and wonderfully demented phenomenon.
(何よりも、(BABYMETALの)ヨーロッパでの冒険は、この3人の女の子達が今まで想像したどんなことよりもずっと上手くいったのだし、BABYMETALの中にいることは現実に人間ができるどんなことよりも楽しいことなのは明らかなのだ。そう、そのとおり。BABYMETALに対してシニカルでいたいのならそれでもいい。だけどその間に、このバンドと、彼らのマネージャーと、ますます増え続けるメルヘッズたちは、この前代未聞の、そしてとてつもなくステキなイカレタ現象を11秒楽しんでいるのだ。)

Su-Metal concludes, eyes twinkling. “The response we’re getting makes us think we’re being accepted. It feels like a dream!”
Su-Metalは目を輝かせて締めくくった「(ファンから)こちらに返ってくる反応を見ていると、私達は受け入れられたんだなぁと思います。夢のようです。」


2014年8月20日水曜日

BABYMETAL:8月20日付『Blabbermouth.net』の記事・マーティ・フリードマンが語る!



さてまたガチのメタルサイト「Blabbermouth.net」の記事です。これは有名なヘビメタ専門サイト。以前にもこのブログで322日の記事を訳してます。3月の時点では、BABYMETALはまだ紹介記事程度でした。面白かったのはその記事の下にある読者の意見。喧々囂々うだうだ…誇り高いメタルヘッドの方々が討論してました。

さてあれから5ヶ月。内容はもう他のメタル雑誌「kerrang!」や「Metal Hammer」と同様、“BABYMETALはいいものである”ということをすでに認めたうえでの記事です。ロサンゼルスのショーの後729日に「LA Times」紙が熱い記事を書いていましたが、あの内容と同じように、ぐずぐずしてるメタルヘッド達に対して「面白いんだからつべこべ言わずに楽しんだ方がいい」ということを言ってます。その内容に沿って元メガデスのギタリストやカーカス、ゴーストのメンバーのコメントも添えて紹介してます。これはもう100%サポートの側にまわってくれてますね。

こういうメタルヘッド御用達の雑誌やサイトが応援してくれるのであれば、もうメディア的にも怖いものはないでしょう。今までの最大の敵は頭の固いメタルヘッド達だったでしょうから。こういう記事で「うーん…じゃあ聴いてみようかな…」と思う人は結構いるのでは…どうかな?
(追記:ちょっと気になったので、今この記事のコメント欄を見たのですが、いやーまだまだ頭の堅いメタルヘッド達はガミガミ文句を言ってますね。なかなか…アメリカのマッチョメタルヘッドはほんとによくわからんよなぁ…冗談が通じない)

さて内容は、日本でも有名な元メガデスのマーティさんのお言葉が中心。私はメガデスはよく知らないんですけど、このお方の日本での番組「Rock Fujiyama」をたまにYoutubeなんかで見るとすごく面白い。日本語もすごく上手。私の英語の10倍ぐらい上手。…そんなことはともかく(笑)また意訳です。比較的早く訳が出たのは原文の英語がアマリ難しくなかったからデス… /(´ω`*)デヘヘ


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元記事はこれ
http://www.blabbermouth.net/news/marty-friedman-babymetal-sounds-like-meshuggah-with-japanese-pop-on-top-of-it/
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MARTY FRIEDMAN: BABYMETAL 'Sounds Like MESHUGGAH With Japanese Pop On Top Of It'
(マーティ・フリードマン:BABYMETALMESHUGGAHの上にJ-POPをのせたような音だ」)
2014820

MEGADETHのギタリストMarty Friedmanマーティ・フリードマンがRollingStone.com(ローリングストーン誌)に語った。彼はBABYMETAL…日本のアイドルグループ・さくら学院の副産物で、とても日本的な女子学生J-POPとヘビーメタルのミックスを演奏するグループ…の大ファンであると。

フリードマンのソロバンドのギタリスト、Takayoshi Ohmura(大村孝佳)はBABYMETALのギタリストでもある。そのBABYMETALのメンバーは、ゴス風制服の衣装を纏い、振り付けされたダンスを踊り頭をさんざん振り回す。

「僕は攻撃的な音楽が好き。デスメタルとかね。」マーティは言う。「だけど歌詞に笑わせられるんだよ。魔王とかさ…。おい、ほんとかよ…? やってられないよね。音が大好きだから(歌詞も)我慢するけど、だけどどうして同じような攻撃的な音でもっとまともな内容にできないのかな…だろ?」

また加えて言う「僕はメタルのサウンドが大好きなんだ。だけどもうこれを10代の頃からやっててね、もっとユニークなことを、そんな(メタルな)サウンドでやりたい(やらなければ)と思う。メタルのサウンドこそが僕の大好きなもの。だけどそのジャンルの中…すごーく狭いそのジャンルの中にいなきゃいけないことは、ほんとにがっかりなんだよ。」

BABYMETAL(の音)は、もしあのヘビーなメタルギターの音を取り払えば、(その中にあるのは)ベーシックに楽しいもの…妙な、J-POP。だけどその受けとめ方はスーパーメタルなんだ。僕には、MESHUGGAHの上にJ-POPをのせたように聴こえる。だから僕みたいにメタルを長い間やってきた者には、とても新鮮なんだよ。つまり…PANTERAの曲も聴けるけどさ、もちろん素晴らしいし、だけどもうすでに10億回も聴いただろ。」

BABYMETALは、アメリカでの最初のショーを727日にカリフォルニア・ロサンゼルスのFonda Theatre(キャパ1200人)でソールドアウトにし、また、ポップ・スーパースターLady Gagaのアメリカでの5つのコンサートをサポートした。

多くのヘビーメタルファンはBABYMETALを受け入れるのに乗り気ではない。BABYMETALはまたプロデューサーKobametalと、死体のメイクをした楽器の名手達も含むのだが…いくつかのインターネット上のフォーラムは、BABYMETALのことを「ギミックそのまんま」だとか「ひどい」とか「新しがり屋のメタル」などと呼ぶ。

CARCASSのベース/ボーカルのJeff Walkerは近頃こう明言した。「(BABYMETAL)がやってることはいいもんだと思い始めた。実際楽しいよね。GHOSTみたいだ。正直に言うよ。」「一部の人達はGHOSTBABYMETALみたいなバンドに極端に反発するよね。みんな笑顔になるだろ。でもそれが音楽ってもんじゃないのか?真面目になり過ぎずに楽しめばいいんだよ。」またCARCASSのギタリストBill Steerも付け加えた「もちろん…俺達はこれをカバーすることはないけどさ、でも楽しさ、(音楽での)エンタメの側面は重要だよ。」

GHOSTの名前の無い一人のグールはまた、早急にBABYMETALを擁護した。彼はTeamRockに言う「彼女達はどこにいっても注目を集めるんだ。もちろん理由があって…いろんな意味でとても奇妙だからね。つまり…俺たちは奇妙なものが好きだから、彼女達ははっきりと正しい事をやってるんだよ。」