能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2018年1月15日月曜日

NHK・あさイチ「プレミアムトーク・小澤征爾さん」



先週のあさイチの録画を見たら小澤征爾さんが出ていらっしゃいました。びっくり。小澤さんのことは「世界の巨匠」ということ以外ほとんど存じ上げていないのですが、以前買ったクラシックのコンピレーションCDの『カルメン』が元気がよくて大好きで…。

そんな「元気の出る音楽」をなさる巨匠はどんなお方なのだろう?… 1960年代に日本から世界に挑戦なさった小澤さんの成功の秘密は?…もしかしたらそのヒントが少しだけわかるのではないかとワクワクしながら拝見。

番組中のお言葉を書きとめておきます。

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音楽は(感覚に)直接なんだよね。(誰でも)いい音を聴けば綺麗だなと思う。音楽は人生を広げる。楽しみを広げる。
 
(指揮は)みんなに「やってくれっ」ていうのが伝わればいい。やってくれっていう気持ちが出た方がいいね。
 
オペラの基本になるのはオーケストラ。歌い手だと思うでしょ。だけどピットに入ってるオーケストラがちゃんとわかって弾かないとオペラの本当の味は出ない。
 
…今のタンタンタンっていうのね、楽譜にはタンタンタンって書いてあるの。タンタンタンッタリラリラリラリ…作曲家はそう思ってるわけ。それをね、あそこまでいくには相当みんなね…度胸も、技術も、それから…日本の子はね、ちょっと遠慮する。楽譜どおりにやるっていうのか、それとね、勇気がない。
 
■有働:楽譜どおりにやればいいんじゃないですか?
 
そうじゃないんですよ。作曲家は楽譜書いてますけど、(曲は)書く前に作曲家の耳の中にあるわけだから、それを紙に書く時はうんと制限されるわけ。それを今度は読んで、その思惟を…そのキャラクターを聴こえるようにしないといけないわけ演奏家は。そこが難しいんですよ。
 
■井ノ原:だから同じ曲でも演奏家によってそれぞれ違うんですね。
 
音楽って言うのはそういうもんだと思う。言葉も(人によって)いろんな喋り方があるじゃない。それがあるのと同じように音楽にもそれがある。そこに行くまでの…勇気がいるわけ音楽の場合。なぜかっていうと音出すの大変なもんで。この音出すのは大変…あれも…そればかりやってるとそっち(作曲家の意図や曲の本質)のほうにいかなくなっちゃう。それを教えてくれたのが斎藤秀雄先生。バーンスタインやカラヤン。
 
音楽って難しいんですよ。ほんとに難しい。音楽ほんとによくやろうと思うと大変よ。世界中の、昔からそうでしょ。ベートーベンの時代からね。モーツアルトの時代から。天才がいなきゃだめだったわけだからね。
 
一番大事なのはね、スコアを、楽譜をちゃんと読めるか読めないか。読み込みが出来るか出来ないか。しかも作曲家が書いた事をちゃんと理解するかしないか。それしないでやっちゃうともう間違いになっちゃいますからね。危ないですからね。気をつけますよそれは。

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小澤さんはお蕎麦がお好きだそうです 😊 
世界の巨匠は驚くほど気さくなとても素敵なオジサマでした
 

 

藤岡さんの歌とギター



これはすごいな。この最初のコードはすごい。一瞬だけどボサノバありワルツあり。これを6年前になさっていたんですね。

涙そうそう(Reharmonize/藤岡幹大

 
 
それからこれ。
 
傘がない/藤岡幹大 ~ver:自作自演~


 このアレンジは傑作だと思います。唸るほどドラマチック。後ろで鳴ってるエレキギターのメロディが切なくて素晴らしい。藤岡さんはニコニコかわいい。以前は雪の上に座ったアコギver.しか知らなかったのでこのアレンジはびっくりしました。これは8年前。


そしてこれ。
 
悲しくてやりきれない/藤岡幹大

 

後ろの泣きのギターもいい。212頃からのバックのギターソロがすごい。


それから仮バンド。

 BAND 11/30 Led boots

 
これはもう…問答無用。無茶苦茶かっこいい。最高です。リズムがしっかり安定しているのが気持ちいい…いやこれはBohさんがしっかりとエンジンを回してる間に藤岡さんと前田さんが暴れている感じなのかな?すごいな。藤岡さんが弾きまくってます。前田さんも大暴れ。これはかっこいい。

同じ仮バンドのライブの映像で「21st Century Schizoid Man」の藤岡さんのボーカルにも驚きました😊 TRICK BOXの『TRICK DISC』もいつか聴いてみたい。


 

2018年1月9日火曜日

小神様



かっこいいな。





2014年のBABYMETALの最初の欧州ツアーから小神様が本当にかっこよくて痺れました。どのツアーもファンカムで見るソロが楽しみでした。ツイッターの動画でのギターも毎回楽しみでした。

藤岡さんありがとうございました。

 

藤岡幹大さん



今知りました。
BABYMETAL最初の欧州ツアーでのかっこよさに痺れ、その後もBABYMETALや仮バンドでのご活躍、日々のTwitterでのお言葉やギターを弾く動画もいつも楽しみに拝見していました。悲しいです。
ご冥福をお祈りいたします。


2018年1月8日月曜日

NHK 香川照之の昆虫すごいぜ!「カマキリ先生☆マレーシアへ行く」



初めて見た「カマキリ先生」。噂には聞いていたんですけど、なかなか見る機会がなかったんですよ。ちょっと前の再放送も見逃したので、今回のマレーシア編が初めて。

ひゃ~面白かったわ。香川さんのテンションが尋常じゃない。目がイッってる。本当に虫がお好きなのね。がしゃがしゃ大声で怒鳴って五月蠅いんだけどそのテンションの高さも素晴らしい。いい。虫を見て超興奮する香川さんが超面白い。これは楽しいテレビだ。

カマキリ先生は初の海外ロケだそうです。マレーシアなんて熱帯で雨季なら超暑くて湿気もすごいだろうに、あのカマキリの被り物は大変だと思います。中は汗だくだわね。大変よ。

でも先生は楽しそうでしたね。虫好きなら当たり前のことなんだろうけど、あんな大きな虫に触れるのもすごいな。あんなに巨大なナナフシは怖いわ。

途中スタジオで、カマキリ先生の「カブトムシとクワガタは普段何を食べてる?」の質問に、寺田心くんが「昆虫ゼリー」と答えたのにも大爆笑…せんせー…はははははは…。

この番組は面白い。何とかして今までの過去の回も見てみたい。

ところで香川さんはカマキリがお好きなの?だからカマキリ先生なの?

NHK  又吉直樹×ドラマ×渋谷『許さない暴力について考えろ』・感想



年末から新年にかけて録画していたTV番組の一つ。今年はクリスマスからお正月にかけて旦那Aが長い休みを取ったので、毎日二人で外出などをしていて、どの録画もまだほとんど見ていない。HDにたまった録画をこれから見ていく。

まずは又吉さんの脚本のNHKのドラマ『許さない暴力について考えろ』。日本での放送は1226日。


許さない暴力…』とは上手いもんだ。なるほどなぁ。渋谷のあの居心地の悪さは、人が他人に厳しい街だから…それに自分も他人に厳しい…ということなのかな。一言で答えを出しちゃったのかな。頭いいですね。さすがやね。

渋谷は35年前の学生の頃からよく行ってたし、25年ほど前の20代には仕事で通ったこともありますが、私にとってあの街は決して居心地のいい街ではなかったです。

いつも人が多いし、ゴミゴミしていて、渋谷の駅から伸びるいくつもの道も方角がわからない。どの方向に歩く時も、あの街は理屈で理解して歩けないんですよ。いつも感覚で歩く。そのせいなのかとても違和感がある。とても不安になる。あの街は本当に歩きにくい。

…と思っていた。渋谷は道が整理整頓されていないから不安になるのだろうと思っていた。


しかしたぶんそれだけじゃないんだろうな。あの街は地方から東京に出てきた若者達が集まる場所。若者が闊歩する街。たぶん私にとってのあの街の居心地の悪さは、若者の人口が多いことからくるものだったのかも。

若者は前を向いている生き物。皆前しか向いていないから他人を思いやる暇がない。若者は他人に寛容ではない。皆で前を向いて走っているような街だから、決してゆっくり和める街ではないのだろう。それを無意識にも感じているから自分も他人に寛容ではなくなる。だからあの街は居心地が悪いんだろう。なるほどそれが「許さない暴力」なのだろう。

又吉さんはあの街の居心地の悪さを言葉に出来る人なんですね。言葉にして脚本を書いた。さすがですね。あらためて(私にとっての)渋谷の居心地の悪さの理由を考えさせられたドラマ。


宮本信子さんがいい感じです。老婆は話す…「なんで許せないんだろうね」…「こっちで勝手に誰かを理解できないものとして排除してしまうようなことが、この街にも起こってて。どっちが怪物なのか、わからないよねぇ」…「この街はあらゆるものを呑み込んでしまうから優しいの」「自分を傷つける誰かを許しながら生きることは、苦しいんだけどね」

このドラマはちょっとホラーっぽいんですよ。でんでんさんが走ってくる時はドキッとした。リアルに怖い。…他人が何を考えているかわからないから怖い。どんな人がいるかわからないから怖い。人が他人に寛容じゃないから怖い。そう、なんだか得体が知れないのが不安なんだわ。

デザイナーの卵の女の子やカメラマン志望の男の子のふわふわした感じも上手いものだなと思った。創造するよりも他を追うことに必死で自分のものを作れなくなってしまう…うわー鋭いですね。こういう若者はきっと沢山いますね。

いろいろと上手いもんだなと思った。変なドラマだけどなかなか鋭い。



Negicco - カリプソ娘に花束を (2018)



安定の良曲



Negicco - カリプソ娘に花束を (2018)

Album:  My Color
Released:  July 10, 2018
℗ 2019 T-PALETTE RECORDS


またいい曲です。ネギちゃんの曲は常に安定して良曲なのがすごいと思います。コニーさんすごいわ。この曲も60年代から70年代ポップス風?ホーンの使い方なんかもそう。カリプソですもんね。

どこかアレンジにバート・バカラックを感じるんですよ。「カナールの窓辺」のホーンもちょっとそんな感じ。いいですよね。コニーさん、引き出しが沢山。

ところでこの曲はお父さんへの曲なのね。